帰化申請の前にチェックしたいこと

先日の記事では外国籍の方が日本に帰化する際に、小学校3年生レベルの日本語能力が必要だと説明しましたが、他にも注意しておくべき点があります。今日はそれを解説します。
「引き続き」日本に居住していること
普通帰化をするための要件のひとつとして「引き続き」5年以上日本に住所を有することという居住要件があります。この「引き続き」という要件の確認には、次の2つが重要です。
①5年間のうち1回の渡航で90日以上海外にいた場合
②1年で出国した日数が合計100日以上あった場合
もし、①か②に当てはまると、「引き続き」日本に在留していたといえなくなり、在留期間はリセットされてしまうので、注意が必要です。
税金や社会保険の納付していること
税金や社会保険の未納があれば、国籍法の素行要件に抵触します。サラリーマンなどで給料から天引きされている方は給与明細を確認して、ちゃんと支払いをされているか確認しましょう。また、自営業や転職をしたことのある方で無職期間のある人は、国民年金や国民健康保険の未納がないか注意が必要です。もし、未納があれば帰化申請日から過去2年分さかのぼって納付をしておきましょう。同居の親族の未納も調べらる可能性があります。
転職について
帰化では出生から今日までの詳細な履歴書を提出する必要があります。その中で当然、引越しや転職回数もチェックされます。あまりにも多くの転職回数と無職期間が長い人は、安定した生活を営むことができないとして、申請が不許可になる可能性があります。特に、帰化申請の直近1年前からの転職は注意が必要です。また、申請後1年間は審査に影響を及ぼす可能性があるので転職を避けた方が安心です。
交通違反について
帰化申請の添付書類に運転記録証明書を提出させられます。これには過去5年間の交通違反歴が記載されています。直近2年で4回以上交通違反のあった方は注意が必要です。また、それ以前の交通違反歴についても、履歴書の賞罰欄で正しく申告をする必要があります。
その他にも帰化申請をする前にチェックをしておいた方がよい項目がいくつかあります。行政書士もりた国際法務事務所では帰化申請のセルフチェックシートをお配りしております。初回相談は無料です。お気軽にお問合せください。
帰化について詳しく知りたい方はこちらが参考になります。また、弊所のビザ・帰化申請サポートの全体像ついてはこちらをご覧ください。

